森 友和
出身 | 愛知淑徳大学 |
部署 | 営業部 |
勤続 | 13年 |
「営業」と「設計」の二刀流
私の出身は岐阜県美濃市。働くなら地元で製造業に携わりたいと思っていました。トーヨーパックは合同説明会で知り、興味を持ちました。しっかりとした研修を受けた上で、営業の実務に入っていくのですが、最初は分からないことだらけ。とにかくガムシャラに頑張りましたね。自ら飛び込み営業もして、現場で営業感覚を身に付けていきました。
私は大学で建築分野を学んでいたこともあり、CADを使うことができます。お客様と直接コミュニケーションをした後、お客様の求める商品を自分で設計し、自分で提案できるのが強みだと思っています。お客様にとっては図面が上がってくるまで待たなくていいので、スピーディーに商談を進めることができます。
臨機応変の対応力とスピードが大事
私の担当しているお客様は県内が多く、刃物メーカー様や印刷会社様から商品パッケージを依頼されることが多く、毎日忙しく働いています。この仕事のポイントは、お客様が何を求めていらっしゃるのかを素早く、的確に把握することだと思います。
またコミュニケーションにおいても、お客様の個性によって臨機応変に対応していくことが必要。真面目なお客様には、あまり私情をはさまず、効率的な対応が求められますし、フランクなお客様に硬い対応ばかりではうまくいきません。対応力とスピード。ミスのない確認。これが営業の鉄則です。
基本的なことを愚直にできる人
いまではキャリアも10年以上になりましたが、3年目のとき、お客様のアポイントの時間に5分遅刻してしまったことがあります。そのお客様は飛び込み営業でお付き合いが始まり、それから1年くらい経ったときのことでした。たった5分。そのときは思いましたが、その5分がお客様との信頼関係にヒビを入れてしまうのです。そう気づいたとき、約束を守る、挨拶をしっかりするなど、誰でもできる基本的なことを継続するのがどれだけ大切なのかを痛感しました。
営業は会社の顔であり、会社の看板を背負っています。これから一緒に働く仲間には、そういった部分を大切にしてくれる人がいいですね。
後藤 良樹
出身 | 関有知高校 |
部署 | 製造部 |
勤続 | 5年 |
繊細な仕事
幼い頃から工作などのものづくりが好きだったので、将来は製造業に就きたいと思っていました。事前に会社のことを調べていたのですが、明るくて雰囲気の良さそうな会社だなという印象。実際に入社してからもイメージは変わりませんでした。同じ出身校の社員もいることから、会社内ではストレスは感じません。
現在は製造部でパッケージなどの製造を行っています。材料は薄いプラスチックのシートをロール状にしたもの。それを設備にセットしてヒーターで温め、金型で成形していきます。僕がしているのは、主に設備の温度や時間などの設定。数字を打ち込むだけなら、簡単な作業じゃないかと思われがちですが、実際は季節によって微妙な温度設定が必要だったり、材料の位置決めが少しでもズレていたりすると即不良になってしまいます。なかには検査基準がとても厳しい製品もあり、非常に繊細な取り扱いが求められます。
手掛けた製品を店頭で見つけたときの感動
気温や材料の性質によって、製品の品質が変わってくる……。そのため、トーヨーパックの仕事は経験がモノを言います。日々の仕事で積み重ねた経験が、そのまま次の製造へ活かされる、そんな仕事です。
いちばんやりがいを感じるのは、自分が製造した商品を店頭で発見したとき。以前、爪切りや爪やすりのパッケージをつくっていたのですが、それを量販店で見つけたときは感動しましたね。パッケージは普通の人が見ればどれも同じように見えますが、自分が手掛けたものはすぐに分かります。また、つくっているときは、中に何が入るのか分からないことが多いため、店頭で初めてそれを知る新鮮さもありますね。
やる気がある人ほど、重要な仕事を任せてくれる会社
設備のオペレーションの仕事は、個人仕事のように思われがちですが、じつはチームプレーです。金型を交換するときは仲間との協力が必要だし、助け合いの精神がないとできません。自分の仕事だけでなく、周りを見渡しながら仲間の仕事にも配慮できる、そんな姿勢が大切です。だからチームワークの大切さを知っている人、気遣いができる人、協調性を持っている人は、うちで活躍できると思いますよ。
いま僕はサブリーダーを任されているのですが、将来は製造部の部長になってトーヨーパックのものづくりを支えていきたいと思っています。この会社はやる気がある人ほど、重要な仕事を任せてもらえる社風があります。これからもっと経験を重ね、積極的に取り組んでいけば、きっと夢も叶うと思っています。